映画と本の感想をつづる。

映画と本の感想をつらつら書き留めていきます。

「何者」朝井リョウ 就活中の学生は絶対に見ないようにしましょう。

これは大学生は必ず読んだほうがいいです。

教科書にしたほうがいい。

そのくらいにおもしろい。

大学生が考えていることすべてここの本に書いてあります。

 

就活を中心に物語は進んでいき、その中で出てくる人間性がおもしろい。

これまさに就活している人にピッタリ当てはまる。

主人公はあまり就活に乗り気ではなく、一生懸命やっている人をツイッターなどで馬鹿にしている感じのやつ。こんな奴いるよなあって。

snsが普及し、さまざまな情報がある中で僕たちの就活はとても大変なものになってきている。

 

大学の大きなイベントである就活。

大学生というのは最初に遊び、そして4年になれば就活というイベントがいきなり始まる。これはとてもつらい。シフトチェンジできる奴もいるが、シフトチェンジできないやつもいる。

遊ぶことしか考えてないのに社会に出るという大きな門出が僕らには待ち構えている。

 

自由を振りまく大学という期間の中で就職という終わりがいきなり表れる。

就職をすれば自由はなくなり、縛りが生まれ、社会の歯車となる。そんなのが就職には充満していると思う。

だが周りに就職に対してなんにも不安もなく、ただ突き進める奴もいる。

 

こんな、自分の未来を信じて疑わない目が、日本全国そこらじゅうにある。それだけで、ぎゅっと心臓が小さくなる気がした。

 

自分には不安しかないけど周を見ればすごい自信がある奴もいる。

みんな不安だが、そう周りが見えてしまう。

 

いろんな不安を抱えて迎えればいいが、そのいろいろ考えた結果その不安が悪い方向にいくことがある。

 

就職サイトがオープンする12月1日が近づいてくると、就職活動は個人の意思のない世間の流れだと言い始める人が出てくる。自分は就職サイトに登録しなかったけど、というさりげない一言を利用して、自分は就職活動に興味がないちょっと変わった人間です、というアピールをしてくる人が出てくる。まるで興味、関心がないことが優位であるというような話しぶりで、「企業に入るのではなく、何者かである個人として生きていく決断をした」という主張をし始める人が出てくる。

 

こういう奴は周りにいるだろうか。

就活をしている人に対してただ小言を言ってるやつなんてなんの意味もないってこと。そう奴はどんどん取り残されていく。

結局一番すごいやつはどんなことがあっても前に進んで頑張っている奴が強い。

周りに流されず、ただひたすら進み続ける。

 

結論

なんにも言わず自分の目標に向かって努力し続ける。

動き続けること。

周りの奴なんてどうでもいい。自分のできることをする。

 

 

間違いなく面白いです。

ぜひ読んでいただきたい。

 

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)