シングルタスクが人生を変える。

自律できぬ者に自由なし。 エピクロス

 

思考を明晰にし、シンプルにするには、相当の努力をしなければならない。だが、それだけの価値はある。そうなれば山をも動かせるのだから。スティーブ・ジョブズ

 

時間は節約などできない。使うことしかできないのだ、しかし、賢くも、愚かにも使うことができる。 ベンジャミン・ホフ

 

 

現代はいろんなものが溢れかえっており、意識しないと何も手につかないまま、何も成し遂げることもできずに終わってしまいます。

集中力は散漫になりやすく、情報の海に投げ出されて溺れている人は多いのだろう。

いろんな仕事を抱え込み、同時に進行することを「マルチタスク」と言います。

 

 

マルチタスクには様々な悪影響があります。

そもそも人間の脳は、一度に複数のことに注意を向けることができないのだ。
マルチタスクは情報の流れを遮断し、短期記憶へと分断する。
そして短期記憶に取り込まれなかったデータは、長期記憶として保存されずに、記憶から抜け落ちていく。
だから、マルチタスクを試みると能率が落ちるのだ。
手みじかにいえば、マルチタスクは不可能であり、一般に「マルチタスク」と考えられている行為は「タスク・スイッチング」にすぎない。 タスクからタスクへせわしなく、注意を向ける先を無益に変えているだけだ。 タスクの切り替えは0.1秒もかからないため、当人はその遅れに気づかない。 
 
複数の仕事をできているというのは間違いで、それはただ意識のスイッチを切り替えているだけです。
だから仕事や勉強中にスマホなどを見たりすることで、記憶力も下がってしまい、脳の力を無駄使いして疲れてしまうという最悪の状態になります。
 
現代人はこのようにマルチタスクの罠にはまっていると言えるでしょう。

シングルタスクの効果とは?

シングルタスクとは簡単に言えば、「いま」ここにいること、「一度に1つの作業に没頭すること」と言えます。 

 

一つのことに没頭することが大きな力になるのです。

 

シングルタスクとは、たんなる行為を指すわけではない。自制心を発達させることでもある。
外部からの刺激を処理する責任は、あなたにある。ところが大半の人はそれを環境のせいにして、自分自身を見つめようといしない。自分の内面を厳しく見つめるより、外部からの刺激に身をまかせてしまうほうがラクに決まっているからだ。
1つの作業に没頭すると「フロー」の状態が生まれる。すると、その行為に完全に集中し、ふだんよりずっと高い能力を発揮できるようになる。

 

このように何かに没頭するという状態を作り出すことがとても大切になるのです。

だから、時間を忘れるほど熱中できるものがあることが人生を豊かにしてくれます。

 

仕事も一気に手をつけるのではなく、優先順位を決めて一つ一つ手をつけていく方法が一番早く仕事が片付きます。

 

多くの人が外部に影響されやすくなっているなかで、一つのことに没頭できることがとても大切な能力になってきているのではないでしょうか。

 

 

引用  SINGLE TASK 一点集中術 デボラ・ザック