メキシコ人より日本人が早く死ぬ理由
メキシコは日本よりも困窮しています。
しかし、自殺率は日本の6分の1でとても少ないです。
日本というと1998年から13年連続で自殺者は増え、うつ病患者は2008年には100万人を超えています。
物質的にも豊かなはずなのになぜ日本人は幸せではないのでしょうか。
メキシコ人と日本人が違う理由は腸内細菌の量です。
腸内細菌のエサである食物繊維を世界で最も多く摂取しているのがメキシコなのです。
そしてもう一つメキシコ人は「ハゲない、死なない」と言われており、
その理由は、食物繊維の摂取量のほかに、トマト、唐辛子、そして「自分を信じること(認知)」を挙げ、それらは「四つの宝」と呼ばれて大切にされているのです。
食べ物に大きな秘密が隠されているのです。
人間は食べるもので性格も、生き方も変わるのです。
食物繊維が少なくなるにつれて自殺者は増え、病気も増えた。
日本人の食物繊維は1951年には一人あたり一日27グラムあったものが、
1994年には16グラムになり、現在では半分以下の12グラムにまで減っています。
食物繊維がとれなくなるにつれて、自殺者が増え、うつ病患者が増えているのです。
日本の自殺者数が13年連続で3万人を超えていると述べたが、自殺率は世界6位(2009年)であり、日本より上位なのは、ベラルーシ、リトアニア、ロシア、カザフスタン
ハンガリーで、いずれも政治体制が不安定な国ばかりだ。一方で、自殺者の少ない国は、腸内細菌のエサである食物繊維の摂取量が多いという疫学調査もある。
このような調査もあるのです。
なぜ日本人は腸内細菌が少なくなったのか。
筆者はこういっています
それは、私たちが、腸内細菌のエサとなる、食物繊維、オリゴ糖や糖アルコール、乳清発酵物などを含む食べ物を食べなくなり、反対に、腸内細菌が嫌う、保存料など食品添加物
の入った加工食品やジャンクフードを好んで食べるようになったためだろう。
腸は別名「第二の脳」と言われています。
腸を良い状態に保つことが、人間にはとても大切なのです。
現代人は脳が喜ぶ食べもの、添加物や、甘いもの、塩辛いものなどを好んで食べています。
「頭」で食べていると言えるでしょう。
しかしそれは脳が喜んでいるだけで、腸や体は喜んでいません。
第二の脳である、腸のことを考えた食事を摂ることをしないといけません。
さあ腸を考えた食べ物を摂ろう
まずは腸内細菌を増やしましょう。
免疫力のおよそ70%は腸内細菌が握っていると言われています。
豆類、穀類、野菜などの植物性食品を摂るようにしましょう。
腸内細菌が住みやすい環境を作り、エサとなる食物繊維が大切になります。
乳酸菌はストレスに効果があることがわかっています。
ストレスは腸内環境を悪くします。
腸を大切にすることを考え、ストレスを軽減させる。
これで人間は幸福になれます。