イスラム教について書いてみる 2
この人は一般人というのが重要です。
ムハンマドは570年頃に、現在のサウジアラビアのある、アラビア半島メッカの商人の家に生まれた。
幼い頃に両親をなくし、非常に苦労して育った。勤勉で誠実な商人だった。
ムハンマドの人生が変わるのは610年のことです。
いきなり体に衝撃を受ける、それはとてもやべえもので。
これなんだよ。と思い、あまりにつらいので、自殺を考えたほどつらかった。
しかし、それは神の啓示と気づく。
一神教の本来の姿
ムハンマドの教えは合理性、説明可能性を重視します。ムハンマドはあくまでも人間であり、神の僕に過ぎない。しかし、神の言葉を預かったことで、一神教の伝統を本来のものへと正す使命を担ったと。
一神教のキリスト教やユダヤ教は、少しゆがんだものとして成り立っている。
ルールが少しややこしい、しかし、イスラム教は一神教の本当の姿であるということです。
イスラム教がなぜ広がったのか?
アラビア半島は土地的に悪いところでいろんな国から攻撃されたり、税金をかけられたりして、みんなの不安や怒りが蓄積されていて、それが広がる土台になった。
他の一神教もそうだが、民衆がひどいことにあったりすると宗教が生まれるんだ。
人間はどこかに頼りたくなる生き物であるからなんだと思う。
ムハンマドが語ったこと
まずムハンマドが語ったのは、神の前の平等性でした。多くの人が貧富の差に苦しむなか、神の前では誰もが地位や収入にかかわらず、一律に服従する。
たとえば、断食の義務は、お金を持っている人もそうでない人もそうでない人も関係なく、誰もが行われなければなりません。非常に具体的な形で、平等をあらわしているのです。
どんな地位も平等に暮らす。ただ教義で言っているだけじゃなくて、行動としてみんなする。それが本当の平等ですかね。これが一神教の本当の姿なんですね。